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2006年8月 9日 (水)

夏の高校野球開幕、日本人のふるさと意識と甲子園、道州制との関係

 8月6日から開幕、全国高校野球選手権

 

 8月6日(日)から阪神甲子園球場で第88回目となる、全国高校野球選手権大会が開催している。アメリカでは野球自体は盛んでもたとえば州ごとで代表が出て、高校生の全国大会などはないそうだが、イベントとしてプロスポーツでない種目でこれだけ成功している種目はめずらしい。

 戦前には大学野球の隆盛に対して東京の文化人は新渡戸稲造のように、野球害毒論という形で批判を加えたりしたのに対して、大阪朝日は当時は中等野球であった今の高校野球を開始した。大学野球だと戦前だとどうしても地方に大学がなく、今でも北陸や東北など大学の数が限られるので、県単位の代表争いというわけにはいかなかったのが、戦前の中学、今日の高校であればいくら人口の少ない県でも代表争いの後、全国大会であるから盛り上がること必然である。

 日本人のふるさと意識によく合う夏の高校野球

 春にも選抜高校野球が開催されるが、どうしても夏の高校野球の方が盛り上がる。これは以前は夏の大会も全国30代表で、昔は奈良と和歌山で紀和大会というように人口の少ない県は、二つの県で一つの代表を争う形だったのが、必ず各都道府県から代表が出るようになり、甲子園にふるさとが集まるというようなキャッチフレーズがより行き渡るようになったことや、時期的に帰省中のラジオや、帰省先のテレビで高校野球を見聞きすることが多いことが、夏の高校野球を春よりも関心を高めている。

 また大阪は全国屈指の激戦地のため大阪にいては甲子園に出る確率が低いと、他府県に野球留学するケースが増えているが、大学進学に有利だからと他府県の私学に行くことは制限や批判が別にないのに、野球留学には批判が絶えないのは、それだけ高校野球とふるさと意識が人々の心に強烈に刻まれているといえるだろう。

 道州制の足かせ?高校野球に見るふるさと意識

 実は道州制の実施が検討されている今、この高校野球に見る県単位のふるさと意識が足かせになる懸念がある。実際の実施なり、区割り設定になると今の時勢だと住民投票も必要だろうが、先日のタウンミーテイングなり、道州制に関するネットでのアンケートやブログでの書き込みで、県が無くなって高校野球が県単位でなくなるのがイヤだから、道州制に消極的のような意見も多い。

 春の選抜は期間が短く県代表が全部出せないので、地域ブロック単位である。これは道州制と同じだが人口が多くても、近畿大会で大阪代表が初戦敗退なら近畿は通常7選出だが、大阪代表がゼロの年もある。また北信越のような通常交流のない単位で、代表が選出されたりする。これでは盛り上がりが欠けるのは必然だろう。

 道州制施行に向けて何らかの配慮も

 

たとえば福井、長野のように道州制で違う区割りとなる公算が強くても、夏の大会は福井、長野という単位で代表を選んだり、春の選抜のように便宜的な区割りで代表選出している場合、福井県嶺南が関西(近畿)州になれば、近畿の代表争いに加わるなど、春、夏の2回全国大会があることを活かして、今の県単位と、今後の道州制の区割りレベルのふるさと意識の双方に配慮できる施策も考慮すべきである。

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