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2006年8月19日 (土)

今日のつながるテレビ@ヒューマン「若者と靖国」に思う

 今日のつながるテレビ@ヒューマン「若者と靖国」に思う

 今日のつながるテレビ@ヒューマンでは、例年よりも若者の靖国参拝者が多かったことを特集している。NHKという言論ではなく、客観報道の一環としての扱いが求められがちな放送局である以上、コメンテーターは増えたことに見解が言えても、NHKサイドとしてその原因や是非に触れにくい側面がある。そこで私なりにこの原因に触れたい。

 若者の靖国参拝増加の原因

 単純に考えると首相の参拝が予想され、報道が増えたことと、小林よしのりのA級戦犯に触れたマンガが出たことが大きな原因であろう。だがこれは若者全体の保守化と考えるのは短絡的である。

 というのは小学館のSAPIOのようなやたら反共、反アジア的な記述が目立つ雑誌もあるが、それに読みふける若者は若者の多数派ではない。圧倒的にファッションやマンガに熱中している方が多いのである。

 靖国に行くのはSAPIOや正論のような日本が悪くないという立場に固執した雑誌を読みふける、若者全体の少数派であってもそれが8月15日に合わせて集中化すれば、非常に増えた印象になりがちである。

 

 若者の分衆化の一環

 90年代後半から社会の分衆化ということが指摘され、100万枚CDが売れてもその曲を知らないことの方が世の中では多数派で、紅白にその歌手が出てもその歌手の名前を知らないことが日常化している。

 靖国に行くのも慰霊の気持ちがゼロではないにしろ、たとえば小林よしのりのマンガを読み、むしろ中国を怒らせることに同調したいというような行動に出た若者が分衆化し、結集すればあたかも「靖国に若者が増えた」印象に見えて当然である。ましてネット時代の今はそれに拍車がかかる。

 地域からの健全な公の再生を

 一方で、昨今は保守地盤だった農村が多い地方の県で自民党の支持が減少したり、地方新聞の社説で首相の靖国参拝へ手厳しい批判が多い。実は昭和の初め比較的平和な時代から戦時体制への移行を見ると、長野県で名曲「信濃の国」が唱われなくなったり、新聞の統合が行われたりした。

 赤紙を送りつけて判断を誤った「業務上過失致死」に相当する、A級と戦勝国に認定されなくても、責任を問われるべき人物を、普通の戦死者と同様に祀ることではないと思う。

 小泉内閣の東アジア外交の後退とネオリベ路線での格差拡大は、次ぎの内閣に負の材料として引き継がれることになる。民主主義の日本では投票により、これがおかしければ堂々と異議を唱えるべきである。

 来年の統一地方選挙と参議院選挙はその先駆けとなる。

  NOといえる地方へと報道への提言

 

  ただ堺屋太一さんが主張しているように、戦後60年も経過し軍人文化は消失してきている(軍隊経験を元にした経営とか)。これは昔へと戻らない側面と、体験に基づく反抗が希薄になる部分もある。だからこそ総合学習のような形で戦争や歴史を学ぶことは不可欠である。

 それと教育基本法の改正にしても「国を愛する」が常に「国に反対しない」と同義語にならないように、一人一人の地域住民を守るため、市町村、県を結集する形での道州制を実現し、国の誤りにNOといえる「本当の愛国心」をしっかり涵養したいものである。

 小林よしのりのように「日本は悪くない」とか、勝谷雅彦のように中国、韓国を叩くことしか念頭にない人間は、大分県が一村一品運動を通じて、アジア全体から感謝されていることなど触れようともせず(知らないなら文化人失格だが)、これで自分が愛国者だと思っているのなら大きな勘違いである。

 本当の愛国者は誤りを反省したり、グローバルな人間愛が基本であるべきで、NHKが今日の@ヒューマンのような事項に触れる時、小林、勝谷のような底の浅い意見でなく、極力、地方発の慰霊なり戦争と平和の問題を紹介してほしいものである。

 

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コメント

山中さん、小林よしのりの本やSAPIOを読んだことがありますか?もし読んだ上での反対意見なら具体例を挙げて反論して下さい。ただの印象やイメージだけでの意見では同調する人は少ないと思いますよ。
それと靖国神社には普段から若者は多く参拝しています。去年の8月15日も非常に多かったですよ。
確かに多くのマスコミが今年も必要以上に反靖国神社キャンペーンをして騒いでいたので野次馬のような人達もいたでしょうけど。
山中さんも一度靖国神社に参拝をしてみてはどうですか。

たとえば中国が日本に戦争をしかけるとか、中国人の犯罪とかという記事にしてもそういう可能性がゼロとしても、相互貿易の時代に損なこともしないという合理主義的側面は触れないし、評論家でも宮崎学さんのいうように外国人犯罪は増えたが、流入人口の方が犯罪の増加率よりはるかに多いことには触れておらず、それを嘘ではないがある側面しか見ていないというのです。日本は来日観光客が日本から海外に行く観光客をよりはるかに少なく、あなたの論法では限りなく鎖国になりますよ。もう少し好き嫌いではなく、損得を理解することと、左翼ではない大分の平松前知事のように韓国の子どものホームステイを受け入れ、別れる時にお互い涙をながして別れを惜しむ話などもっと知っていただきたい。赤紙を送りつけた側が祀られている以上、外国からどうのこうのではなく、靖国には行きません。

またあなたがそうだというのと、靖国に行った若者と甲子園で野球を見た人間とか湘南で泳いだ人間の人数を対比してみれば、若者が多いは都心で話題になればそのくらいの人物が参拝するのは、分衆化でとらえるべきでしょう。別に左翼ではないし、賛成、反対特に意見はないが圧倒的多数は老若問わず、行っていないのですから。

すいません。最初のコメントゼロとしてもではなく、ゼロではないにしてもですね。でも所謂新しい歴史教科書の勢力がどんどん内部分裂していますが、彼らが常に批判する左翼勢力の末路と似ていますねで締めくくります。

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