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2006年11月11日 (土)

ぼちぼち生きることの大切さを

今日のつながるテレビ@ヒューマンから

 今日のつながるテレビ@ヒューマンでは、子どものいじめ自殺問題が特集されていた。取材の中で子どもに学校に行くことをすすめたり、励まし、激励が逆効果になることなど紹介されていた。これは子どものみならず、日本社会全体の課題といえる。

 自殺者3万人社会の過酷さ

 平成不況の中で3万人の自殺者が出ていることが、格差社会と関連づけて問題視されている。もちろん経済問題と自殺との関わりは深いが、日本社会ががんばる=努力と短絡的に考えることが、大きな間違いを生んでいる。

 東京のサラリーマンは通勤時間が長いことがあるにしろ、午後9時に帰宅する人が約6割、6時以内に帰宅する人は1割以下である。よく働くといえば聞こえがいいが、そのことが健康状態の悪化を招き、過労死や医療費の高騰など招いているのである。

 短期的には成果が上がっても、それが永続的にできるかというとそうではない。大人も子どもも無理ながんばりで、自分を追い込みすぎている。

 ぼちぼちのすすめ

 私はマラソンをしていて、指導もするのでよくわかるが、良い成績を上げるにはレースでできるだけ、がんばらないことを説明している。優勝する選手ほど最後までゆとりがあるから、最後にスパートがかけられるのであり、がんばれ、がんばれで最初から行けば、途中から急激にばてて、完走も危うい。

 日本人みんなががんばることを意識しすぎて、ある種焼き切れ状態を起こしていることが、自殺のみならず様々な制度疲労につながっているのだろう。

 道州制導入で上手な価値の転換を

 日本社会は東京を頂点として、学歴は東大、役所は中央官庁のキャリア、民間は東京の上場企業に入ることが、人生の勝ち組扱いとされがちである。しかしこれが道州制になれば、その地方の名門大学が新たな頂点になる懸念はあるものの、少なくても頂点は一つではなくなる側面が出てくる。

 ニートまで行くと極端だが、今、3分の1くらいの人が週60時間働いているそうである。そういう人がもう少し働く時間を減らし、子どもも学校に行く権利は保障しても、行かないことを罪悪視しない。

 そのことで今の日本のように、一方で過労死、一方で多くの失業者という状況からワークシュアリングが可能になるし、子どもが自殺することもないだろう。無理しないことの大切さを、精神主義の美学に酔い無謀な戦争をしたことを含め、今の日本人は気がつかねばならないのではないか。

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コメント

> レースでできるだけ、がんばらないことを説明している。

これは社会でもいえますよね。頑張るつもりはなくても、流されているだけで頑張るしかなくなっていきます。流されない生き方を知ることが大切な気がします。

> 自殺者3万人社会の過酷さ

AGORIAの方で、何とか脱会社型人間を図れないものかと、ちょっとキザに書いてみました。

余裕をもって通勤でき、働ける。こういう社会に!

東京じゃないと一流企業じゃないという風潮。官公庁をすべて東京に集中させる仕組み。
これらを改善するとかなり効果は大きいでしょう。

山中さん、メール下さい。お話したいことがあります。

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