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2007年9月 6日 (木)

実りの秋深刻な猛暑と温暖化対策を

 熱中症が相次いだ夏

 この夏の暑さはすざましかった。120人がわかっているだけでも熱中症で死亡し、国内最高気温の40,9Cを岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で樹立。先日、世界陸上が終わり、私が住む大阪市が8月の平均気温が29,9c。暑さの影響を強く受けるマラソンのみならず、短距離や跳躍の選手でも脱水による痙攣で体調を崩す選手が相次いだ。

 暑さが実りの秋を台無しにする

 週刊読売やNHKテレビのつながるテレビ@ヒューマンで、温暖化や猛暑で米の品質低下の懸念が特集されていた。幕末は天保の飢饉など社会不安を大きくし、黒船と共に幕府に動揺を与えたし、昭和の米不作は戦争への足音を早めていった。

 弥生時代以降、日本の社会を支えてきた米については、基本的に米をいかにして、冷害に耐えられるようにするかの戦いであった。明治になって陸羽132号のような低温に強い品種改良や、幸い江戸時代後期の頃と異なり気温の上昇も重なり、江戸時代には停滞気味であった日本の人口を急上昇させる要因にもなった。

 道州制先行実施が検討されている地域での米をめぐる悲喜こもごも

 今、北海道で栽培されているきらら397が、近年北海道の気温が高いため品質がよく、

市場での人気が高い。北海道でも道東や道北では米を栽培していない地域もあるが、今の気候なら平地ならたいていの地域で米作が可能だろう。

 一方で「九州は一つ」を合い言葉にして、北海道に次いで道州制実施が検討されている九州では、ここ4年は台風による被害と温暖化による品質低下で、収穫が平年作を下回っている。

 地域レベルでの様々な工夫を

 今も高知や宮崎では早場米が栽培され、8月はじめには出荷されるが逆にきららなど低温に本来強い品種を使い、さらに早めに収穫を可能にしたり、夜の間に気温が下がらないことで、稲が休眠できず品質低下を招くことを避けるため、夜間は湧き水を田んぼに循環させるとか、様々な工夫が必要だろう。

 気候変動の把握を

 最近のような猛暑や、温暖化についてそれを念頭にした対策の一方で、昨今の暑すぎる夏が当たり前の中で、1993年のような記録的冷害が襲うことがある。しかし1993年のような冷害が予測できれば、北海道など米の北限地帯は栽培を諦めたり、逆に西日本では減反を緩和して、米不足を避ける工夫もできる。

 だが今のように、近畿地方と経済や文化、気候も同じ福井嶺南が、新潟と同じ北陸扱いのため、明らかに梅雨明け状態でも梅雨明けとはされないジレンマがある。道州制採用の際には、気象庁の管区も現実味に合わせることで、気象条件に合わせた農産物の作付けもより可能になる。

 台風対策も重要

 今も台風9号が近づいているが、猛暑と温暖化で台風の大型化の懸念が強い。これは東アジア全体の課題であり、台風に強い品種改良など、国際貢献も兼ねて重点的研究すべきではないだろうか。

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