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2009年2月 5日 (木)

大阪市主催地方分権シンポジュームその2

 大阪市主催地方分権シンポジュームその2

 引き続き大阪市主催のシンポジュームを報告する。パネルデイスカッションは引き続き、同志社大学の新川達郎教授、橋下徹大阪府知事、平松邦夫大阪市長、コーデイネーターは大阪大学大学院准教授の北村亘氏であった。

 各パネラーが5分ずつの報告の後、本格質疑応答の予定であったが、橋下徹知事のみ話し出すと10分くらい話す。言論が物議をかもすことが多いが、最低限時間を厳守するマナーさえ守れないのか。5分きっちりとは言わないが、せめて6分か7分に納める技量も為政者には不可欠である。

 パネラー全体の意見として、霞ヶ関と地方の関係の是正では一致していたが、平松市長と橋下府知事の手法や態度を見るにつけ、手法や人間としての度量の差が明らかになった。橋下知事は選挙で選ばれたのだから、俺の言うことに従うのが当然、知事と職員の価値観が一致していないといけないという論法であった。

 これに対して平松市長は市長と職員の価値は別々でいい、話し合って強調してこそ意義があると述べていた。

 零細企業の経営者と社員ならともかく、大勢の職員の価値が同じなどあり得ない。いろんな部局の責任者はその分野のスペシャリストであり、その人たちと自治体の首長がしっかり話し合ってこその行政と言える。

 行政経験のない人間はもう少し逆に聞き役に回り、いろいろな価値が共感できないと、国の機能と地方自治体を兼ね備えた道州制での関西州など委せることができず、橋下徹府知事の一方で、平松氏が大阪市長であることは大阪や関西全体のためにある種セーフテイネットと言えるかも知れない。

 また池田市の倉田薫市長からは、大阪府市長会会長、池田市長双方の立場からいろいろ意見を述べられた。府からの補助金に対して、池田市などは目的を指定されず受け取る側の裁量で、使いたい立場だが40を超える他の大阪の市町村では、メニューを示してくれないと予算編成がしにくいという意見もあると述べていた。後者のような自治体には府のプランに従わないと補助金を出さないというのではないが、こういう使い方があるとナビゲートすることは残すべきかと思った。

 特に道州制での関西州ということになった時期に、いままで国から目的を指定された補助金を活用していた町村など、府県を通り越して自治体で自由に使えと言われると困惑することも想定できる。

 上からの支持ではなく、過疎町村会議でアイデアを出し合い、予算編成に活かすことも道州制での運用アイデアではないかと考えたりした。

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