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2010年1月

2010年1月27日 (水)

道州制フォーラム2010の報告1「道州制議論と地域再生の課題」配布資料

 1月24日の道州制フォーラムでの配布資料掲載

 地域再生と道州制を検討する研究会代表、近畿地域活性ネットワーク理事

 山中 鹿次

 はじめに

 現在の道州制議論は、政界や財界レベルでは相当な高まりをみせつつあるが、一般市民には「道州制という言葉を知るようになったがよくわからない」というのが、おおよその現状である。そのことを踏まえ、道州制議論の課題に触れることにする。

 道州制の賛否に思う

 道州制については、賛否がアンケートで結果が異なるが、道州制に関連するセミナーなどでは賛成の立場での参加者が主体のため、つい反対論者の区分けが不充分である。

反対ないしは消極的なのはそれなりの理由がある。おおよそ以下の大別ができる。

 a 中央官僚や政治家の抵抗

 b 過疎や格差拡大の懸念、拠点以外の衰退、財界主導への反発

 c 新たな中央集権の危惧

 d 連邦制的、ないしは地域主権が重視された時の国家主義側からの反発

 e 都道府県への愛着など地域ナショナリズム

 福井県、兵庫県の両知事以外に、前長野県知事の田中康夫氏が地域主権的な論者だが、市町村合併や道州制には市町村合併と道州制には反対の立場であるように、反対は官僚主導に反発している識者からも大きなものがある。

 橋下徹府知事や江口克彦氏らへの疑問

 反対派のあぶり出しには成功したが、その方針は反対のための論拠を与えている。

 地域再生への提案

 

 道州制施行までに強力な東京集中是正策と地域再生事業を求めたい

2010年1月22日 (金)

地方分権?地域主権?今後の地方と国のありかたは?道州制との関連

 言葉の定義のむつかしさ 地域主権か地方分権なのか

 従来から地方分権という言葉があり、最近は地域主権という言葉が盛んである。今でも中央集権の中でも、地方はまったく何もできないことはない。だがより地域の事情を反映させるためには、地方分権ではインパクトが弱い。

 ところが最近使われる地域主権では、ナショナルミニマムの保護がない不安や、他の地域への配慮のなさや、逆に自己決定の裏返しの一方で、地方交付税など再配分が行われない不安がつきまとう。

 限りなく連邦制に近い、連邦制的道州制という表現もそれでは連邦制ではないのかという反論も出るだろう。

 日本の道州制議論は単なる州という地域区分なのか、連邦制のような相当独立性の高いものなのか、まさに同床異夢の状態である。

 比較的、一般市民にも参加しやすい区割りの検討にしても、道州制は国を分けるという部分と、現行の都道府県を積み上げるのかで範囲が異なる。個人的には道と州という言葉が二つあることを考慮すると、州としては中四国だが、道としては四国と中国のようなすみわけを提唱したいが、近畿圏という圏という広域エリアで基礎自治体と、国の間をカバーする考えもある。

 圏という範囲の方が、静岡、福井、三重のような区割り困難県の調整には向きそうであるが、半面、強固な制度にはなりにくい。

 道州制を含めた国と地方との関係見直しを、極力地域住民が選択すべきであるが、政令指定都市とか、中核市とは何?福井県嶺南とはどこと答えられるのが当たり前、それを知っていることが大学入試でも評価されるようでないと、国と地方のあり方などよくすることは絵に描いた餅といえそうだ。

2010年1月17日 (日)

今日は阪神・淡路大震災15年周年。関西州問題と関連して、道州制フォーラム2010御参加ください

 今日は阪神・淡路大震災15年周年、関西州問題と関連して橋下徹府知事の無謀さにあ然

 今日は阪神・淡路大震災から15年目であった。今年成人式を迎えた方なら、うっすらした記憶しかないと思うが、私から一番大きな身近な災害である。

 道州制での関西州問題と関連すると、東京の地震の脆弱さや首都の補完機能を重視すべきである。ところが橋下徹府知事の方針はそれに反することだらけだ。

 WTCはそれに向かう道路建設で、工事のブルドーザーが埋没する地盤の悪さ。関空も神戸空港も当然、南海地震の津波の影響を受ける。にも関わらず伊丹は不要、府庁を含めてWTCやその周囲に国の出先を移転しろという発想など、危機管理という意識がまったく欠如している。

 阪神大震災時に関空は出来ていた。だが伊丹があることで物資輸送の飛行機やヘリが飛べたし、断層系地震が近畿北部に想定されるので、交通網確保や避難場所として伊丹は関西で残すべきだろう。

 また上町断層はあるにしろ、府庁のみならず、他の機関まで脆弱な年月が経過していない埋め立て地にみんな行こうとする発想など、関西州が売りとすべき、地震や災害への安全性の意識が欠如した考えであり、安物買いの銭失いに等しい。何でも財布を一つにすればうまく行くという安易な発想で、道州制や関西州。東京集中の是正を叫ぶ以上絶対避けるべき発想と言えるだろう。

 道州制フォーラム2010御参加ください

 昨日1月16日は坂本充元府議主催の新生燦都の勉強会、風月の例会と関西州ネットワークの勉強会に参加した。関西州ネットワークのゲストとして、大阪府の政策企画部企画室長の山地英彦氏から橋下試案と全国知事会、関西各地の道州制や広域連合についての動向が語られた。

 改めてこの問題の同床異夢ぶりや、一般市民の道州制を採用するかはともかく、啓蒙の必要性を感じる。

 地域再生と道州制を検討する研究会の方で、1月24日(日)に大阪市中央区のクレオ大阪中央で道州制フォーラム2010を開催いたします。下記のようなプログラムです。

 会場 クレオ大阪中央研修室2 地下鉄四天王寺前夕陽丘駅1,2番出口北東3分

06-6770-7200

プログラム  13時受付開始  

13時30分 近畿活性ネットワーク代表 牛尾重彦「地域活性と道州制」

14時10分 山中鹿次 「道州制議論と地域再生の課題」

14時50分~15時20分 新生燦都代表、元大阪府議会議員 坂本充

「道州制実現のための普及啓蒙と人材育成」

 当日資料代として500円お支払いください

申し込み、問い合わせは 山中鹿次方 yamashikachiki@occn.zaq.ne.jp

牛尾重彦方  bufkd909@hi-net.zaq.ne.jp

のいずれかまでお願いします。

  

 

 

2010年1月15日 (金)

1月15日大阪日日新聞に、関西広域連合と関西州構想への期待と課題掲載。道州制を踏まえ橋下徹府知事の政令指定都市廃止の意見に苦言

 本日大阪日日新聞16ページ  読者のひろばに

関西広域連合と関西州構想への期待と課題が掲載されました

 上記の題目で、読者のひろばに投稿が掲載されました。一部誤記を修正の上、全文を掲載します。

 昨年の政権交代や地域主権の動きの中で、プレ道州制とでもいうべき関西広域連合の動きが活発になってきた。このことで東京一極集中の抑止と是正、淀川のように複数の府県に跨る河川行政の円滑化、関西三空港の的確な運用、ドクターヘリの府県を越えた運用など、関西広域連合への期待は大きい。

 だが、一方で運用する上での課題は大きい。京都市内から大阪市内や北摂地域のような至近距離では今の府県の枠組みを超えた人の移動は活発だが、滋賀県から和歌山県へ毎日の通勤・通学は皆無に等しく、伊丹と関空問題への対応にしても、関西の中核である大阪から見て南北で、経済や交通に大きな壁がある。

 当然それをのりこえねばならない部分はあるが、住民の利便性を考慮しても、現行の府県や南北の地域性への配慮は不可欠である。

 また、関東での東京と他県を比較して、兵庫や京都の大阪への自立や差異は大きい。それが関西でのやりにくさを招いている側面はあるが、将来の道州制での関西州を考慮しても、廃県置州のような合言葉で府県の廃止を目標にすると、関西の持つ歴史ブランド力が活かせないもではないか。

 関東、東京がアメリカなら、関西は文化や伝統を尊重し、新自由主義を否定したヨーロッパ的な広域自治を模索すべきである。敗戦国で復興したドイツやイタリアは州と基礎自治体の間に、県に相当する段階がある。県知事や県議会が必要ないにしろ、今の北海道での支庁のような位置づけで、関西では府県を維持してブランド力や地域住民の利便性を維持してはどうか。

 また橋下徹府知事の一方的な提案ではなく、市民への公聴会や近畿知事会議や市長会の日数を増やし、実りある構想の実現を期待したい。

(大阪市北区、山中鹿次、地域再生と道州制を検討する研究会代表)

 折しも橋下徹府知事の政令指定都市の廃止提案など、道州制に反する提案に辟易

 折しも、橋下徹府知事が、道州制や地域主権の流れの中で、政令指定都市の廃止など提案しはじめた。だが私のように道州制の中で柔らかい形での府県の存続を述べるならともかく、道州制の中で政令指定都市を廃止すれば、道州制の中で牽引力のある都市が無くなり、区の裁量による格差問題など、今の東京23区でも弊害が多く、貧困率の高い大阪では危険とすら言える。

 周辺府県を無視し、財布を一つにすればなんでもうまく行くと、破産管財の延長でしか考えられないのであれば、それを念頭にした道州制、関西州など、福井県の西川一誠知事ではないが、幻想の道州制と言わざるをえない。

 勢いに飲まれ賛同するのではなく、冷静な批判を知事にぶつけることを、府民や議会、マスコミに期待したい。

2010年1月 8日 (金)

東海州の区割り案、関西広域連合の動きを見て

 1月6日 大垣共立銀行のシンクタンクが東海州区割り試案

 大垣共立銀行グループのシンクタンク共立総合研究所は、東海州の区割り試案を発表した。転出率や新聞購読比率から、岐阜、愛知は全部東海、大井川以西の静岡と長野南部(飯田、伊那、木曽)伊賀、熊野を除く三重とした。

 三遠南信を同じ州、伊賀を関西にすることなど、自然な流れだが、静岡をどこまで関東、東京にするかの問題は一方で、道州制さえすれば東京集中が解消しないと考え、関東の範囲をどうするかで別途考慮すべきことや、諏訪地区が天竜川が流れ出すこと、長野や静岡のブランド力の高さを考慮すると、県の枠にこだわる必要はないが、全てをばらばらにせず、一定の配慮が必要だろう。

 関西広域連合が動き出す

 今日は関西広域連合についてのニュースが飛び交っていた。プレ関西州とでもいうべきかも知れないが、奈良、福井など当面不参加。道州制反対の中心人物の兵庫県の井戸知事がこれには反対しないなど、態度がまちまちだが、多少不参加の県が出ることで改善すべき点や課題がわかるかも知れない。

 最も何でも一つに集約すれば、効果的だと思いこむ橋下徹府知事の発想では、個々の県が持つ文化や経済力の役割が活かせない、埋没する側面が理解できていない。伊丹だけでなく徳島空港の廃止まで言い出す始末だが、凍結状態の紀淡海峡をトンネルか橋で結ぶ構想を実現するならともかく、関空の側の泉佐野から徳島行きのフェリーが無くなった昨今の交通事情を踏まえれば、徳島のことなど配慮がなく、関西広域連合も無理解で身勝手な府知事のせいで空中分解し、道州制での関西州が逆に遠のくことも危惧してしまう。

 配慮と気配りこそ、関西の結束だと理解をすべきだろう。

2010年1月 3日 (日)

2010年今年の課題と地域主権、道州制への提言

 まずは生活の底上げを

 年末年始は駅伝のテレビ観戦と共に、朝日ニュースターの長時間討論番組を見ながら、いろいろ考えさせられた。貧困率が15%を越え、年収200万円以上が1千万人以上。

 鳩山政権になったがデフレ宣言の一方で、その打開策が見えない。国債を借金だと発行したくないなら、デフレ対策に政府紙幣なり日銀が紙幣の増刷を考慮すべきであろう。

 また急に最低賃金1000円がすぐ無理なら給付付き税額控除を年収300万以下は20万、200万以下は40万、100万以下は60万給付するくらいの再配分を実施すべきである。

 新自由主義の元では金持ちには減税して庶民から搾取する施策が実施されたが、かの持ちはそれ以上金が入っても使い切れず、むしろ年収200万以下に給付することで、保険料が納付できたり、病気でも無理して病院通いを止めず、ネットカフェ難民や子どもの給食費が払えない事態が避けられ、たまにはユニクロではなくデパートで物が買えるようになり、デフレを避けるのに得策である。

 道州制はデフレ対策にマイナス?

 道州制は財界の自己都合のような猜疑心が湧かざるを得ない。だからと言って共産党のように道州制には反対しないが、道州制の財界の導入理由として国の借金を増やさないとか、法人税の州ごとの競争で税率を下げろとかが主で、デフレ対策や雇用を増やすという発想が欠如している。

 橋下知事のように財政が厳しければ、それを削るのが行政の予算という発想では、去年の事業仕分けと同じく、明らかに不要なものは無くすのは当然としても、民間が投資を絞る以上、公共は支え好況時は逆にプールして、不景気の時に備えるという発想がない。これでは大阪、関西のデフレはむしろ拡大し、道州制だ関西州だと言われても迷惑なだけである。

 今日の毎日新聞に自治体ごとの就学援助の格差が指摘され、解説でむしろ統一基準にという意見が出されていた。地域主権だと言葉が一人歩きするとこういう格差は拡大する。生活をより豊かにとか楽しさという部分は地域で差異があってもいいが(たとえば老人保健施設に温泉があるかないかなど)、生活保護やそこまで至らないが(生活援助とでも言うべきか)、貧困根絶など全国的に保障すべきである。

 関西学院大学教授の神野直彦教授が、ラジオで北欧諸国のことを例にあげ、アメリカなど新自由主義で公共政策を放棄した一方で、公共政策の充実で安心と国力の充実を紹介していた。50歳までトラック運転手をされていた方が、リカレント教育で大学を出て、著名な研究者になり、大学教授になっているケースを紹介されていた。

 橋下徹知事が大阪市が去年の大阪市のフォーラムで神野教授に提言をいただいていることを公然と批判していたが、実行力のある道州制への転換を目指すなら、新自由主義の敗北が明らかな今、デフレ対策と関西、大阪の底上げのため、こういう施策への転換を受け入れる度量を持つべきだろう。

 地域再生のための道州制を!

 財界の自己都合ではなく、本当の生活の底上げのためになる道州制とは何かを検討する場として、道州制フォーラム2010を1月24日に大阪天王寺区のクレオ大阪で開催します。以下の記事で案内しているので、ご覧の上、お誘いあわせの上御参加ください。

http://yamashika.cocolog-nifty.com/chiki/2009/12/post-6fa4.html

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