7月21日「文化施設と公共のあり方セミナー」開催 日本維新の分裂問題と流れる道州制基本法
7月21日 「文化施設と公共のあり方セミナー」を開催します。
7月21日に討論バーシチズンで図書館、博物館のあり方や雇用問題を考える「文化施設と公共のあり方セミナー」を開催します。
詳しくは近畿地域活性ネットワークのブログでご確認を
http://ameblo.jp/yamashika1959/entry-11862294663.html
日本維新の分裂問題に思う
とうとう維新が分裂した。いずれ分裂するにしろ、急な展開である。まだ市議会、府議会が続いている日程で、石原、橋下が会談するのも不謹慎だし、マスコミ報道も分れるのを切りだしたのがどちらかで意見が分かれる。
石原が自主憲法制定にこだわるのはあらかじめ理解できたはず。ただ石原が昔なら政党を大きくするのにその考えだと、多数派が形成できないからリベラル系の、野中氏らとも懇意にしていたような妥協もしたのをのを、今は年齢的にいずれ辞めるのだからと自分の意見を貫くことまで想定していなかったのではないか。
できたら中間派を形成したかった中田宏が石原陣営に動き、ほぼ橋下側が4で石原側が2の比率になりそうである。ただ平沼氏と盟友の片山虎之助氏が橋下サイドは不可解。
これは石原への不満なのか、あえて橋下側について、自分を中心に再結成を狙っているのかも知れない。
再分裂の可能性のみんなの党
渡辺、江田の対立でみんなの党が、みんなと結いの党に分裂したが、石原陣営と橋下陣営が双方、みんなの党との協議を希望。金銭問題で渡辺元代表の勢力が後退したがオーナーである以上、意向は無視できず、維新:結いが民主の一部を誘う以上、安保など認めるにしろ野党でおおむね動く。
しかし石原であれば自民の補完勢力になり、公明の代わりに連立に参加できたらと考えているだろう。
ところがみんなの党はそのどちらかの選択が難しい。大阪でも道州制国民協議会の座長で、みんなの党参議院議員の江口克彦氏が、アンチ維新のメンバーが主体でできた刷新の会の主力メンバーになり、そこでは反橋下の話。
ところが読売TVの「たかじんの委員会」では都構想の支持を表明。江口氏が道州制での区割りで大阪単独州という愚策の意見を述べていることと、橋下には失望したといいつつ、維新離脱組をみんなの党で受け入れという腹案を持っているのではないかと想像もする。
維新やみんなの党が道州制に積極的だが、これらの党がごたごたしている現状と、参議院の地方区を人口の少ない県にも1つは議席が与えられる選挙区割が廃止検討され、それへの反発の中で、道州制基本法の提出なんてできる環境ではない。
私は道州制自体には、東京集中の抑止のため賛成だが、今のようなネオリベ路線をするための道州制ならやるべきじゃないが基本スタンス。関西州サイバー議会の小倉暁のような維新の茶坊主は反省すべきで締めくくる。
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